これから自転車ロードバイクを趣味で始めようとしている方から、既に趣味としてレースも楽しまれている方、プロ選手も含めて「ポジション」は自転車乗りの永遠のテーマであり、悩みでもあると思います。
そんな中で、今回僕自身が注目したのは「クリート位置」になります。
その理由としては選手によって異なりますが、プロ選手は年ごと又はチームを移籍すると「シューズ・ペダル」の「スポンサー・サプライヤー」が変わることが多くあります。
ハンドル・サドル以上に、自身の身体と自転車が常に密着している部分でもあるので、重要な箇所になることは間違い無いと思います。以上の理由とプロ選手はそれも仕事と言われればそれまでですが、僕はポジション研究・ポジションを見つける時間が無駄と思っているので特にクリート位置は、時間のかかる作業ですので数値化できる物・機械はないかとずっと思っていました。
そこで出会ったのが「idmatchクリートフィットシステム」になります。
このような機会で各測定を行なっていきます。
左右の足の大きさ(僕の足ではありません)
左右の母指球・小指球の測定
左右の膝角度
以上の各測定を行い、シューズ踵からの理想とされるクリートセンター位置がこのようにレーザーポイントで示されます。
こちらは実際、僕自身が各測定を受けた後に出た理想とされるクリート位置になります。
恥ずかしながら今までフィーリングでクリート位置を合わせてきていました。そして測定当時は「スペシャライズド」のシューズで全開前にクリートをセッティングしていましたが、それでも理想のクリート位置には届かないという結果。。。
現状、これ以上クリートを前に出せない事実と、僕自身のフィーリングもそこまで大きくズレていなかったんではないかと、この測定時は考えていました。
そしてこちらのクリートフィッティング後に、現チームメイトも数名受けている「MAY STORM」さんでバイクフィッティングも受けてきました。今まで完全自己流だった自転車ロードバイクの全ポジション。チームメイトの「小林マリノ」選手に、僕自身も気になっていた左脚の動きを、合宿等で一緒に走った際に指摘されていて、その僕自身の左足の悪い動きが治るということで受けてきました。
また全国いろんなところでバイクフィッティングを受けることのできる時代になりました。バイクフィッティングに関してはフィッターの腕・経験値も重要と聞きます。そんな中で今回は腕利きで有名な佐藤さんというフィッターにみて頂き、佐藤さんにまで、まだクリートは前に出した方がいいと言われ、僕自身の中でシューズ自体を変える決意をしました。
と同時に、僕自身の左脚の悪い癖もなくなりました。
シューズに縛りがないチームなので「スペシャライズド」から調整幅が現時点で1番だと思う「シマノ」へ。
理想の位置に届きました。
また通常では絶対にしないであろう、このシューズが届いて2日後の群馬のJBCFのレースもこのシューズで走りました。
シマノシューズだらけですね。。
またレース序盤違和感はありましたが力が伝わらない感覚はなく、問題なく走るとこができました。皆様は真似しないでください。笑
「idmatch」は自分の数値(踵からのクリートセンター位置)さえわかっていればスペアシューズ・シューズメーカー・ペダルメーカー変更の際にも今までと同じ感覚・位置にクリートを取り付けられるので、今後も頼りにしている機材になります。
またプロ選手のクリート位置等も参考にはなるとは思いますが、皆さんに当てはまらない事がほとんどかと思います。
まず理想とされるクリートポジション、バイクフィッティングでもまずクリート位置からと聞きます。一度理想とされているクリート位置体感してみてください。