僕自身が自転車に乗る時に1番強く意識していることは「踏まずに回すペダリング」をすることを意識して走っています。
僕自身の中で強く意識していてもそのような「ペダリング」ができているかはわかりませんが、そのようなスキル(技術)を身につけることが結果を出すことができるんではないかと考えています。
明日の「JBCF東日本ロードレース群馬大会Day1」を控え久々にチームメイトとも顔を合わせました。明日のレースのことや、話はやはり自転車の話になります。中でも「ペダリング」の話になった際に、2014年全日本選手権ロードレースで優勝。常に全日本選手権タイムトライアルでも表彰台に上る独走力のある「佐野淳哉」選手に「ペダリング」について話をしました。
「佐野選手」は「ペダリング」する際は「回さず踏んでいる」と言います。
僕と真逆です。
写真は「佐野選手」の自転車ロードバイクです。
見た目の自転車のバランスはかっこいいです。
「佐野選手」の身長は179cmでFOCUSのフレームサイズはMサイズを選んでいます。「佐野選手」自身が「回さず踏み込むペダリング」をする際にこだわっているのがステムの長さだと言います。
写真は「佐野選手」のステムの写真です。
「佐野選手」のステムの長さは「140mm」です。
「佐野選手」は特に強く出力(パワー)を出す際には、強く踏み込むと同時にハンドルも手前に引っ張っていると言います。
そのハンドルを引っ張る際に、ステムが短いと引きしろが少なくなるので、短いステムでは大きい出力(パワー)が出しにくいと言います。なのでメーカーがラインナップしている最長のステムを使用しています。
それならフレームサイズを大きくすればいいんではないか?と思うかもしれませんが、フレームサイズを大きくするとこの写真の緑の枠の中のヘッドチューブの長さも長くなります。
このヘッドチューブの長さが長くなるとサドルとハンドルの落差が出なくなります。この場合の落差というのは、落差が大きいほどサドルに対してハンドルが低くなるということです。
ちなみに僕の場合は、強く出力(パワー)を出す際も、出力(パワー)が低い際も基本的にはハンドルには手を置いているだけです。
色々話してわかりましたが「佐野選手」も色々強いこだわりを持っているのがわかりました。
また個々が自分自身の身体を理解し、どのような乗り方(踏み方)がいいか試すのが大切なことだと感じました。