日程 :2017/3/19
レース名:JBCF宇都宮ロードレース
距離 :パレード10KM+6.4km×11周回=80.4km
結果 :2位
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ここ数年のジャパンカップでは、今までの歴史あるコースではなく
「鶴カントリークラブの上り」と選手の中では言われている、上り坂が短縮されたコースで行われています。
今回の「JBCF宇都宮ロードレース」では逆に「鶴カントリークラブの上り」が周回コースに取り込まれたコースで行われました。
まさにジャパンカップのコースの一部を使ったコースレイアウトで第1回のレースでしたがコースマップを確認するだけでコースのイメージができ、試走しなくても問題なくレースに臨めました。
レース前のチームミーティングでも今回のコースのポイントは「鶴カントリークラブの上り」ということになりました。
そんなコースのポイントが出てきた際には、距離ではなく時間で考えることが多いです。その理由も普段から僕自身のトレーニングを行う際にも距離ではなく時間で管理していることが多いからです。
普段のトレーニングから逆に距離で管理している選手は、コースのポイントも距離で確認するのがいいと思います。
今日はさらに、僕自身初となる「ルビーレッドジャージ」といってJPROツアーのランキングトップの証である赤いジャージを着てスタートしました。
チームでもこの「ルビーレッドジャージ」を僕が守り抜くという意識ではなく、勝負できる選手でチームから優勝者を出すことを考えてスタートしました。
パレードが10kmと比較的長い距離が設定されていましたので、ウォーミングアップは全く行わずにパレードスタート時間までチームメイトと雑談し、リラックスして時間を過ごすことができました。
パレード区間が終わり、レースがスタートした際には初めの5周回以内で集団が小さくなることを予測していましたが、予想とは逆に大集団で、途中に数多くのアタックがありましたが決定的な「エスケープ」ができずにレースは進みました。
今日もレースの途中でチームメイトには調子がいいことを伝えていましたので、レースの途中の雰囲気から集団ゴールになりそうな展開になってきた際に、チームメイト全員が昨日と同じように僕を守る走りをしてくれました。
チームメイト全員にはとても感謝しています。中でも今日のレースでも優勝争いすることが十分可能であった、「土井雪広」選手は自身のリザルト(結果)を捨て、僕が着ている「ルビーレッドジャージ」を守ることを優先する走り、アシストしてくれました。
そんなチームメイトの期待に応えることができずに2位という結果に終わり今は申し訳ない気持ちでいっぱいです。
幸いに「ルビーレッドジャージ」を守ることができたのが唯一の救いです。
次戦に向けてチームも僕自身も勝利を目指し勝負しますので引き続き熱い応援宜しくお願いします。