機材・道具

チューブラーホイールの接着方法。

投稿日:2017年3月25日 更新日:

自転車ロードバイクのホイールでは、ホイールに装着させるタイヤの種類が3種類あります。

車のタイヤと同じタイプの「チューブレスホイール」。
ママチャリにも採用されている、ホイールのリムと呼ばれる箇所にタイヤを挟み込み、その中にチューブを入れ込む「クリンチャーホイール」。(WOとも呼ばれています)
そしてタイヤとチューブが一緒になっていて、そのタイヤをホイールのリムと呼ばれる箇所に接着させる「チューブラーホイール」があります。

そんな今日は「チューブラーホイール」の接着方法についてです。
僕自身トレーニングでは、「クリンチャーホイール」を使用しています。その理由はパンクした際にパンク修理に1番優れていて、早く修理ができるからです。
逆にレースでは「チューブラーホイール」を使用します。その理由は1つで「軽量」だからです。
そんな「チューブラーホイール」の接着方法は2種類あります。
「リムセメント」といって「チューブラーホイール」用の接着剤と「リムテープ」といって「チューブラーホイール」用の両面テープです。

僕自身は今はチームのメカニックに「チューブラーホイール」の接着方法は任せています。
ちなみに両方のタイプをそれぞれ各5年以上レースシーズンで使用してきましたが、トラブルはゼロでした。
しかし、「リムテープ」については、パンクした際は一気に接着力が落ちるので注意が必要です。
パンクした際も「リムセメント」は「リムテープ」に比べると接着力が断然大きいです。

そんな僕がお勧めする「リムセメント」がこちらです。

Continental(コンチネンタル) RIM CEMENT 金属リム用 350g 缶入り 0149092
僕自身の他の「リムセメント」と比較しての感想ですが、この商品は液体の中でも少し硬いです。なのでリムやタイヤに塗る際も「リムセメント」が垂れにくく塗りやすいからです。

そして「リムテープ」のお勧めはこれです。

MIYATA(ミヤタ)TTP-1 チューブラーリムテープ 16mm×20m

両方の商品を使ってきましたが両方とも普段から、毎日使っている場合は大丈夫ですが
レース用のホイールに使用される人が多いと思います。
レースも期間が空いた際には、ホイールの保管する環境で接着が弱くなっていることが多くあるので、レース前は「リムセメント」「リムテープ」に限らず必ずチェックしてください。

最後にちなみに僕は「リムテープ」派です。
理由は手が汚れないからです。笑

-機材・道具
-, , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

「ディスクローター」を極めて16g軽量化。

僕自身が初めてロードバイクに乗ったのは小学校1年生で当時7歳。 そのころから2019年30歳になるまでの「23年間」リムブレーキバイクに乗り続けてきました。 そして遂に、2020年からディスクブレーキ …

気温が高い時の対策。

日本全国的にどんどん夏に向かってきているので気温が高くなってきています。 しかし昼間のほぼ夏の気温や天候に対して、早朝や夜は極端に気温が下がったりしているので体調を崩さないように気をつけないといけませ …

高価な補給食。

「自転車ロードレース」に限らず「トライアスロン」や「マラソン」などの有酸素運動では、他の競技とは異なり競技時間が長いことがほとんどです。そうなると競技中に水分補給を行うことは、自分の運動パフォーマンス …

キタサイクルへ行ってきました。

僕自身が自転車レースに初めて出場したのが当時、7歳小学1年生で出場した「シマノ鈴鹿ロードレース」でした。 その当時から自転車のメンテナンスをお願いしているサイクルショップの「キタサイクル」で今年のレー …

脚の毛を処理する理由。(スタートオイル・アップオイル)とは?

これから自転車競技を始める選手や、自転車競技を最近始められた選手がビックリするポイントの1つに 自転車選手は「すね毛」(脚の毛)を処理していることに驚かれか方は多いのではないでしょうか? 僕が考える脚 …

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。