合宿4日目の昨日は回復日・休息日でしたので、各選手身体の回復に努めました。
僕以外の選手は回復日・休息日ですが自転車に乗っています。回復日・休息日に自転車に乗る際の注意点は翌日からまた強度(パワー)の高いトレーニングを行えるように準備することが最優先ですので、「パワーメーター」で出力管理し、強度(パワー)を落とす必要があります。
僕はいつも通り自転車に全く乗らない方法で回復に努めました。
僕自身が自転車に全く乗らないで回復日・休息日を過ごす理由の1つに、チームメイトと回復走に出かけるとテンションが上がってしまい、踏みすぎてしまうことがあるというのも1つの理由です。
そして合宿5日目の今日は「合宿2日目」「合宿3日目」と同じコースでトレーニングを行いました。
また今日は「合宿2日目」「合宿3日目」に比べると、コースが全く同じですので走行距離は同じですが、トレーニング時間・走行時間が約15%短縮することができました。
今日のトレーニングでは走行距離が短くなりましたが、僕個人の「TSS」は「合宿2日目」「合宿3日目」と全く同じでしたのでトレーニング強度を維持ではなく、トレーニング強度を上げることに成功したことになります。
自転車ロードレースでのトレーニングを行うにあたって難しいポイントの1つになりますが、必ずしもトレーニング時間・距離が多ければ多いほど結果に結びつかないのが難しいポイントになってきます。
時間・距離よりも中身が重要なのか?それとも中身よりも距離・時間が重要なのか?という問題は難しいです。
中身の濃いトレーニング、例えばインターバルやTT(タイムトライアル)トレーニングなどを行うことはとても僕自身も重要だと考えます。しかし僕の場合は、その中身の濃いトレーニングばかり行うと自分の理想としている「ペダリング」や「体の使い方」などが思い通りの動かし方ができなくなることがあります。
僕の場合ですが、そのようなことが時間・距離を乗ることにより、思い出すことが多くあります。
なので両方(時間・距離か中身)ともバランスよくトレーニング中に取り入れていくことが重要に感じます。
そのようにバランスよく両方ともトレーニングを取り入れていき、最終的には時間・距離をも乗りながら、中身のある高強度トレーニングを行えるような身体作り・パフォーマンスを手に入れるために日々選手はトレーニングを行っています。
合宿に限らず、僕自身は自転車の上でのトレーニングと同じ感覚で、回復日・休息日も重要・大切と考えています。