鹿児島県鹿屋市(かのやし)で行っているチーム合宿も明日(5月15日)で終わりになります。
そんな今日はステージレースが始まる丁度1週間前でもあります。
自転車ロードレースでは、チームや選手にもよりますが普段のトレーニングもやり方が異なることが多いです。
そうなると各選手が普段から行っているトレーニングメニューが異なってくるとレース前のトレーニングのやり方、トレーニングメニューも大きく異なってきます。
そんな今日はチームとしては約2時間のトレーニングでした。
約2時間のトレーニングで十分な選手や、トレーニング時間・強度の足らない選手はプラスでトレーニングに出かけます。
多くの選手の場合、チーム内にプラスでトレーニングを行う選手がいる場合は、トレーニングを行った方が強くなるのではないかと思ってしまう選手もいるかもしれませんが、レースで結果を残す為、各個人のパフォーマンスを上げる為にチーム合宿(トレーニング)を行っていますので、各選手がベストな状態でスタートラインに着けるように準備することがベストです。
自分の身体がトレーニングにより限界に近い状態なので休息日・回復日にするという選択は誰でもできる選択ではないかと考えています。
難しいのは、これから始まる先のレースのことを考えた際に、自分の体調・身体は十分に走れる状態であるのにしっかり休息日・回復日のタイミングを間違わず選択することができる選手が、僕は最も重要な選択ではないかと考えています。
そう考えるとレース前の合宿やトレーニングも、とても大切ですがそれよりも、もしかすると数週間前のトレーニング・普段行っているトレーニングが重要になってくるかもしれません。
僕自身は、チーム合宿以外のトレーニングでは1人で行うことが多いです。
もちろんトレーニングメニューの中には1人で行う方がやりやすいトレーニングメニューや、1人で行うべきトレーニングメニューもあります。
しかし今回のチーム合宿では、チームメイト以外に大学の後輩選手ともトレーニングを行う日もありました。
そうなると人数も多くなります。
トレーニングメニューの中には1人では行うことのできないトレーニングメニューもあるので、今回のチーム合宿では普段1人では行うことのできないトレーニングができました。
異なった状況や環境の場合でも、その時しかできないことを選択し行うことがスポーツ以外でも生きてくると僕は考えてきます。