僕が今乗っている自転車ロードバイクのギアはフロント2段変速です。
リアに関しては11段変速なので22段変速の自転車ロードバイクに乗っています。
フロント2段のギアは、アウターというフロントの重たいギアの歯数は53T(53ティース)を選択し、インナーという軽いギアの歯数は39Tを選択しています。
このフロント2段に関しては基本的にはアジアのレースでよく出てくるのですが、規格外の急勾配の上り坂以外はシーズン中にフロントギアを交換することはほぼないです。
それに比べてリアのギアに関しては、コースによってギアを変更することがあります。
リアのギアはコースにより変更することがあります。
例えば、平坦基調やクリテリウム(短い周回コースのレース)なんかでは重いギアから軽いギアの歯数が、11T〜23Tのギアを選択したり、アップダウンのコースやヒルクライムレース(上り坂オンリーのレース)では、11T〜25Tや時には11T〜28Tのギアを使い分ける選手が僕はほとんどではないかと思います。
そんなギアは、時速30kmで走る際に重いギアで走った際と軽いギアで走った際には、重いギアで走った際は軽いギアで走った時よりも少ないケイデンス(1分間のクランクの回転数)で走ることができます。
またこれらは簡単に計算することができます。
フロントギアをリアのギアで割るだけです。
僕の自転車ロードバイクでの1番重いギア・進むギアで考えてみます。
フロント53Tからリアの11Tを割ります。
53÷11=4.81818182
となります。
約4.8という数値というのは、クランクが1回転させた際に後輪が約4.8回転するということになります。
ロードレースでは、レース中やトレーニング中もギアを変速させ常時最適なギアを選択することが可能ですが、トラック競技ではギアは固定ギアですので、レース前のギアの選択には特に悩みます。
またロードバイクに乗られている方の中には、フロントがアウターギアでリアがローギア(軽いギア)で走る際と、ギアレシオ(フロント÷リア=クランク1回転した際の後輪の回転数)がほぼ同じ、フロントがインナーでリアは真ん中あたりのギアを乗り比べた際に、フロントギアがアウターギアを好む選手、インナーギアを好む選手と好みが分かれることがあります。
それはトラック競技にもあり、ギアを重くする際にフロントギアを大きくする選手とリアのギアを小さくする選手で好みが分かれます。
このようなちょっとしたことなのですが、今後のレースなどでギアを選択する際に参考にしてみてください。