「パワーメーター」を使いそこから検出される「パワー」(ワット)を指標にトレーニング行うトレーニングを「パワートレーニング」と言います。
僕自身も「パワーメーター」を導入したのが大学2年生の時でしたのでそこから「パワートレーニング」を行なっていることになります。今年で約8年間「パワートレーニング」を行ってきたことになります。
しかし一般レーサーの中には急速に浸透してきた「パワーメーター」を購入したが、トレーニングに活用できていない選手も多くいるのではないかと思います。
少し前に紹介した、自分のパフォーマンスを把握することから「パワートレーニング」は始まります。その中で自分の「FTP」を知っておくことは必須になります。
またそれ以外にも「パワートレーニング」を行なっていくとその中で色々な「用語」が数多く出てきます。
今後こちらのブログでもどんどん僕の普段行なっているトレーニングも紹介していきたいと思います。その中で今日の記事では、今後使っていくであろう「用語」の一部を紹介していきたいと思います。
「パワーウェイトレシオ」
体重が60kgの選手が300w(ワット)で走った際の「パワーウェイトレシオ」は「5w/kg」です。体重70kgの選手が体重60kgの選手と同じ「パワーウェイトレシオ」で走るには350wで走らないといけません。そのようなことからも自転車ロードレースの選手は体重管理が大切になってくるのがわかってもらえると思います。
「TSS」
僕自身の休憩なしで走り続けた最高の「TSS」は写真の通りです。
その「TSS」から計算される「CTL」と「ATL」があります。
「CTL」
過去約6週間の積み上げてきたトレーニング効果を数値化したものです。
ちなみに選手は100程度必要とし、それ以下ではトレーニング不足ということもわかります。
この数値が高いと基本的には「体力」が高いことになります。
しかしこれも自分の最適の数値を知る必要があります。
「パワートレーニング」では色々な「用語」を使いその中でも自分の最適の数値を見つけ出すことで色々は方向から、パフォーマンス維持に役立ちます。
「ATL」
過去約7日間のトレーニングの効果・影響を数値化したものです。
この数字が高いほど身体は「疲れた状態」であり、数字が低いと「疲れていない状態・疲労がない状態」になります。
例えば、レース前日の自分の最適な「ATL」を知っておけば毎レースその数値になるようにトレーニングで調節し、トレーニングを行うことで、「オーバートレーニング」をも防ぐことができます。
まだまだ「パワートレーニング」の「用語」はあります・
順番に紹介していきますので楽しみにしていてください。